歌詞アプリは必要か:iPhoneで歌詞を出す方法と選び方
目次
「歌詞 アプリ」で探している人の多くは、実はアプリを入れなくても目的を果たせます。Apple MusicにもSpotifyにも歌詞の機能があるからです。それでも専用アプリが要る場面は確かにあり、その線引きがはっきりしないまま探し続けるのが一番もったいない。ここではまず手持ちのアプリで出す方法を確認し、そのうえで専用アプリが必要な場面を整理します。
普通に歌詞を読みたいだけなら、Apple MusicかSpotifyの歌詞機能で足ります。専用の歌詞アプリが要るのは、音楽アプリが歌詞を出してくれない場所に出したいときです。具体的にはロック画面、ダイナミックアイランド、ホーム画面ウィジェット、そして車のCarPlay画面の4か所です。
| やりたいこと | 必要なもの |
|---|---|
| 再生中の曲の歌詞を読む | Apple MusicまたはSpotifyの歌詞機能。専用アプリは不要 |
| 歌詞の意味・読み方を知る | Apple Musicの「翻訳と発音」 |
| ボーカルを下げて歌う | Apple Music SingまたはSpotifyのボーカル音量調整 |
| ロック画面・ホーム画面に出す | 専用の歌詞アプリ |
| 車のCarPlay画面に出す | 専用の歌詞アプリ |
まずApple Musicの歌詞機能を確認する
Appleの手順はこうです。Apple Musicアプリを開き、Apple Musicカタログから曲を再生します。画面の下部で再生中の曲をタップし、画面下部にある歌詞のボタンを押します。歌詞が用意されている曲なら、曲の進行に合わせてタイムリーに自動表示されます。同時進行の表示がない曲でも、歌詞の全文が表示されることがあります。
歌詞のボタンがグレイのままなら、Appleは原因を4つ挙げています。カタログに入っていない曲を再生している、その曲の歌詞が用意されていない、インターネットに接続されていない、その曲をApple Musicからダウンロードしていない。詳しい手順はApple Musicで歌詞を表示する方法にまとめました。
Spotifyの歌詞はプチリリで表示される
Spotifyの日本語版では、歌詞はプチリリを使って表示されます。手順は、画面下部にある再生中バーをタップし、「歌詞」をタップします。もう一度タップすると全画面になります。パソコンでは曲を再生してから下部のアイコンをクリックします。
Spotifyには歌詞のプレビューもあります。アルバムアートの下やCanvas上で歌詞をリアルタイムに表示する機能で、モバイルが対象、初期状態はオンです。再生中ビューから「歌詞」をタップすると表示と非表示を切り替えられます。ミュージックビデオでは表示できません。歌詞が出ない曲もあり、その場合はプチリリメーカーからその曲の歌詞を投稿できます。手順の全体はSpotifyで歌詞を表示する方法にあります。
歌詞の意味や読み方を知りたい場合
翻訳アプリを探す前に、Apple Musicの機能を見てください。歌詞を表示した状態で「翻訳と発音」のボタンを押すと、「翻訳を表示」「発音ガイドを表示」「オリジナルを非表示」を選べます。翻訳はiPhoneに設定されている優先する言語で表示されます。言語や地域によっては翻訳と発音が使えないことがあります。表示のしかたは「設定」から「アプリ」→「ミュージック」の順に開いて変えられます。
ボーカルを下げて歌いたいときは、Apple MusicならApple Music Singです。歌詞を表示してからマイクのボタンを押すと、ボーカルの音量をスライダで調整できます。対応するのはiPhone 11以降とiPhone SE(第3世代)で、曲によっては対象外のこともあります。Spotifyにも一緒に歌いやすいようにボーカルの音量を下げる機能があり、こちらも調節できない曲があります。
専用の歌詞アプリが要るのは、この4か所
ここまでの機能には共通の限界があります。歌詞が出るのは、音楽アプリを開いてその画面を見ているあいだだけです。次の4か所には出てきません。
- ロック画面
- ダイナミックアイランド
- ホーム画面のウィジェット
- 車のCarPlay画面
とくに車が問題です。CarPlayに映っているのはiPhoneの画面そのものではなく、アプリがCarPlay用に用意した別の画面で、Apple Musicがそこへ送っているのはライブラリ・検索・再生コントロールだけです。歌詞ビューは含まれていません。運転中に画面を凝視できない以上、大きな文字で一行ずつ流れる表示が要るのはむしろ車のほうなのに、そこだけ空いているわけです。
Lyricastはこの4か所を埋めるためのアプリです。いま再生している曲を読み取り、その一行をライブアクティビティとして車の画面、ロック画面、ダイナミックアイランドに送ります。ホーム画面ウィジェットにも表示でき、サイズやグラデーションのテーマを選べます。Apple MusicとSpotifyに対応し、アプリへのログインは不要です。再生は今までどおり音楽アプリが担当するので、プレイリストを作り直す必要はありません。ダウンロードは無料で、iOS 17以降に対応しています(アプリ内課金あり)。
設定はライブアクティビティを一度オンにするだけです。詳しくはCarPlayで歌詞を表示する方法にまとめています。
自分の CarPlay 画面にも歌詞を表示したいですか? Lyricast なら1分で設定できます。
アプリを入手歌詞アプリを選ぶときの5つの確認点
どのアプリを検討するときも、この5つを先に見ると外しません。
- 対応する音楽サービス。 自分が使っているのがApple MusicかSpotifyか、そのアプリが対応しているか。
- 歌詞が出る場所。 アプリの中だけか、ロック画面やウィジェット、車の画面にも出せるか。
- ログインの要否。 音楽サービスのアカウントを渡す必要があるかどうか。
- 料金のかたち。 無料で試せるのか、買い切りか、サブスクリプションか。
- 対応するiOSのバージョン。 手持ちのiPhoneのiOSで動くか。
歌詞データそのものの精度は、どのアプリでも曲や地域によって差が出ます。これはアプリの優劣というより、参照している歌詞データベースの事情です。
まとめ
Apple MusicとSpotifyの歌詞機能で足りるかどうかを先に確かめ、足りなければ表示場所を増やすアプリを足す。この順番なら無駄がありません。CarPlayまわりの費用の話はCarPlayで歌詞を無料で表示する方法にまとめています。
よくある質問
歌詞アプリは入れたほうがいいですか
再生中の画面で歌詞を読めれば十分という人には要りません。ロック画面、ダイナミックアイランド、ホーム画面ウィジェット、車のCarPlay画面のいずれかに歌詞を出したい場合だけ、専用アプリの出番です。
歌詞を翻訳してくれるアプリはありますか
別のアプリを探す前に、Apple Musicの「翻訳と発音」を試してください。歌詞を表示してからボタンを押すと翻訳と発音ガイドを表示できます。翻訳はiPhoneの優先する言語で表示され、言語や地域によっては使えないことがあります。
Spotifyの歌詞が出ない曲があります
Spotifyは、歌詞が表示されない楽曲もあると案内しています。その場合はプチリリメーカーからその曲の歌詞を投稿できます。
歌詞アプリを使うと再生アプリを変えることになりますか
いいえ。表示を担当するアプリを足すだけで、再生はこれまでどおりApple MusicやSpotifyが行います。プレイリストやライブラリはそのまま使えます。
無料の歌詞アプリで足りますか
何をしたいか次第です。音楽アプリ内蔵の歌詞は追加のアプリなしで使えます。表示場所を増やすアプリは、ダウンロードが無料でもアプリ内課金があることが多いので、料金のかたちを入れる前に確認してください。
車の画面やロック画面にも歌詞を出したい方は、Lyricastを無料でダウンロードしてください。対応環境と設定はCarPlay 歌詞のページにまとめています。