Spotifyの歌詞が出なくなった原因と直し方
目次
Spotifyの歌詞が急に出なくなった原因は、ほぼ3つです。アプリの一時的な不具合、「歌詞のプレビュー」がオフ、その曲の歌詞が提供側から外れた、のどれかです。まずアプリを完全に終了して開き直します。次にプレビュー設定を見ます。最後に別の有名な曲で切り分けます。
Spotifyの「歌詞を表示する」ヘルプには、歌詞が表示されない楽曲もあると明記されています。つまり歌詞が出ないこと自体は、想定されている状態です。
英語版の同じヘルプはもう少し踏み込んでいます。歌詞は無料プランとPremiumの両方で利用できること。機能の提供状況は権利者との取り決めによって時期・市場・デバイスごとに変わること。そしてすべての曲・すべてのデバイスで使えるとは限らないことです。つまり「昨日まで出ていたのに今日は出ない」は、故障とは限りません。
| 症状 | ありがちな原因 | 最初にやること |
|---|---|---|
| 歌詞カードごと消えた | アプリの不具合、または曲側で提供停止 | 完全に終了して開き直す |
| 画面下の小さな歌詞だけ消えた | 「歌詞のプレビュー」がオフ | 再生中ビューの「…」→[歌詞] |
| 特定の曲だけ出ない | その曲に歌詞が付いていない | 別の有名な曲で試す |
| 車の画面に出ない | 歌詞の表示手順が車向けに案内されていない | 歌詞を映すアプリを足す |
手順 1:Spotifyを完全に終了して開き直す
いちばん多いのが、アプリ側の一時的な不具合です。ホーム画面から上にスワイプしてアプリスイッチャーを開きます。Spotifyのカードを上に払って完全に終了します。そのうえで開き直し、同じ曲を再生してください。あわせてApp Storeで更新が来ていないかも見ておきます。古いバージョンのままだと、表示まわりの不具合が残っていることがあります。
手順 2:「歌詞のプレビュー」がオフになっていないか確認する
画面下に流れていた小さな歌詞だけが消えたのなら、設定が変わっただけです。これは「歌詞のプレビュー」という機能で、アルバムアートの下やCanvasの上に歌詞をリアルタイムで表示します。モバイル向けで、初期状態ではオンです。戻すには再生中ビューを開きます。iOSなら「…」のアイコンをタップし、[歌詞] をタップします。この設定は歌詞を表示できるすべての楽曲に適用されます。なお、ミュージックビデオではプレビューは表示されません。
手順 3:別の有名な曲で試して切り分ける
ここで切り分けたいのは、「アプリが壊れているのか」「その曲だけなのか」です。有名な曲を1曲再生します。画面下の再生中バーをタップし、下にスクロールして [歌詞] を探してください。タブレットには下部のバーがないので、サイドメニューのアルバムアートワークをタップします。そこで歌詞が出るなら、機能自体は動いています。原因は最初の曲の側にあります。
曲の歌詞が後から外れることもある
日本のSpotifyでは、歌詞をプチリリが提供しています。ヘルプには、歌詞が表示されない曲は「プチリリメーカー」から自分で投稿できるとも書かれています。英語版ヘルプには、新しい歌詞は毎日追加されているとも書かれています。今は出ない曲でも、後から付くことがあるわけです。逆もあります。提供状況は時期・市場・デバイスごとに変わると同じヘルプが説明しているため、一度付いた歌詞が後から外れることもあります。この場合、利用者側の設定でどうにかなるものではありません。
歌詞の出し方そのものを確認したいときは、Spotifyで歌詞を表示する方法に手順をまとめています。
ローカルファイルとポッドキャストには歌詞が出ない
見落としがちなのがこれです。端末に入れたローカルファイルを再生している場合、同期歌詞のデータがありません。ポッドキャストも同じです。どちらも歌詞のカードは出てきません。プレイリストの中に自分のファイルが混ざっていると、「特定の曲だけ歌詞が消えた」ように見えます。
車の画面では、そもそも歌詞が出ない
運転中に気づく人が多いのがここです。Spotifyのヘルプが歌詞の表示手順として案内しているのは、スマートフォン・タブレットとパソコンです。カーステレオでSpotifyを再生するのページは、Bluetooth、AUXまたはUSBケーブル、Android Auto、Apple CarPlayでの接続方法を案内しています。ただし歌詞の表示手順は、その案内には含まれていません。歌詞を出す操作として案内されているのは、あくまでスマートフォン・タブレットとパソコンの画面です。
車の画面に歌詞を出したいなら、iPhone側にアプリを足すことになります。Lyricastがそれです。App Storeでの名称は「Dynamic Lyrics: Car Widget」です。CarPlay対応のディスプレイに、いま流れている歌詞の1行を表示します。Apple MusicとSpotifyのどちらの再生にも対応します。ダウンロードは無料で、iOS 17.0以降が必要です。歌詞の取得には、Apple MusicまたはSpotifyの有効な契約が必要になります。年額プランは19.99ドルです。
ロック画面とホーム画面でも同じことができます。ロック画面ではライブアクティビティが、いま流れている行を表示します。ホーム画面のウィジェットは、曲名・アーティスト名・歌詞を小・中・大のサイズで出せます。再生した曲は端末に保存されるので、次に同じ曲をかけたときは歌詞がすぐ読み込まれます。トンネルや電波の弱い場所で効きます。
設定の手順はCarPlayで歌詞を表示する方法に最初から最後までまとめてあります。つないだのに歌詞が出ないときはCarPlayで歌詞が表示されない原因と直し方をどうぞ。対応環境のまとめはCarPlay 歌詞のページにあります。
それでも直らないときのチェックリスト
Spotifyが車まわりのトラブルで案内している手順は、歌詞が出ないときにもそのまま使えます。
- アプリと端末のソフトウェアを最新にする
- 端末がインターネットにつながっているか確認する
- アプリを再起動する
- 車で使っているなら、一度エンジンを切って掛け直す
- それでも直らなければ、Spotifyアプリを削除して入れ直す
削除して入れ直すと、ダウンロード済みの曲は消えます。試す前にオフライン再生用の曲を確認してください。
自分の CarPlay 画面にも歌詞を表示したいですか? Lyricast なら1分で設定できます。
アプリを入手まとめ
歌詞が出なくなったときの順番は決まっています。完全終了して開き直す。プレビュー設定を見る。別の有名な曲で切り分ける。ここまでで直らなければ、その曲の歌詞が提供側から外れた可能性が高いです。プランは関係ありません。そして車の画面については、Spotify単体では埋まらない部分なので、歌詞を映すアプリを足すのが現実的な解になります。
よくある質問
Spotifyの歌詞が急に出なくなったのはなぜですか?
多いのはアプリの一時的な不具合です。まず完全に終了して開き直し、更新が来ていれば入れてください。それでも出ないなら、その曲の歌詞が外れた可能性があります。英語版ヘルプは、提供状況が時期・市場・デバイスごとに変わると説明しています。
画面下に流れていた歌詞だけ消えました。戻せますか?
戻せます。それは「歌詞のプレビュー」で、初期状態ではオンになっています。再生中ビューでiOSなら「…」をタップし、[歌詞] をタップすると切り替わります。設定は歌詞を表示できるすべての楽曲に適用されます。
歌詞を見るにはPremiumが必要ですか?
必要ありません。英語版ヘルプには、歌詞は無料プランとPremiumの両方のユーザーが利用できると書かれています。歌詞が出ない原因はプランではなく、曲・デバイス・地域のいずれかです。
一度表示されていた歌詞がなくなることはありますか?
あります。英語版ヘルプは、機能の提供状況が権利者との取り決めによって時期・市場・デバイスごとに変わるとしています。日本語版ヘルプにも、歌詞が表示されない楽曲もあると明記されています。利用者側の設定では戻せません。
車の画面にSpotifyの歌詞を出せますか?
Spotifyのヘルプは、歌詞の表示手順をスマートフォン・タブレットとパソコンについて案内しています。車の画面については案内がありません。CarPlayの画面に歌詞を出すには、Lyricastのように歌詞を車の画面に表示するアプリを足します。手順はCarPlayで歌詞を表示する方法にあります。
車の画面でも歌詞を追いたい方は、Lyricastを無料でダウンロードしてください。ほかの使い方はブログでも紹介しています。